元結切りはかつらの髷を切ったり、太いこよりなど、固い厚いものを切るために力が入るように刃をつけてあります。　　　多鹿貢(たじかみつぐ)は和鋏の伝説の名人です。すでに２００１年に他界しました。際立つ特徴といたしまして、刃先の仕上げは針のように細く、左右の刃が見事なまでに合っています。滑らかな動きはこの多鹿貢と井上又治だけが抜群の気持ち良さで感動が溢れます。和鋏は現在すでに手造り鍛造職人は二人になってしまいましたが、貢のはさみはコレクションされている方も多く、工芸品としての上品で見事な姿に感動される方も多くいらっしゃいます。　　※一部moriri さま情報より...(多鹿貢作和鋏の多くは銀座「菊秀」の銘になっています。  )握り柄部分の内側に「貢作」の刻印が入っています。　　　　　 ※昭和４７年から５８年にかけての製作品です。〜写真3参照日本の近代に於ける和鋏の傑作、「貢作」を是非お手元に....　　　　　　　　　　　　鋼種/構造ヤスキハガネ　着鋼仕上げ銑磨き仕上げ全長㎜150㎜播州小野市製➡️大切に使用しておりますが、丁寧に保管しており更にクリーニングと自身にて研ぎ直しを行なっております。ごく微細なダメージはございますが、刃の欠けや目立つ様な錆びなども一切無く、超美品の素晴らしいコンディションです。※なお汚れやダメージ部分をクリーニングした跡が、アザのようになっている箇所が幾つかございます。切れ味も極上のコンディションです。専用の箱はございませんが、出来うる限り万全の梱包にて発送いたします